感謝と感動・・サンクス!

pontaro

2010年11月24日 00:24

まったく最近ブログさぼってるので、今日は長いです。


昨日、ザザシティ浜松で行われた「まちはびっくり箱だぁ!!」
武道アクションチームBAT・ZOとして出演してきました。

この公演で無期限休養に入るという事で、すべての音響を作ってくれている
メンバーであるKANTOKUから「最後なら全員出なきゃ」と公演の1ヶ月前に
言われ、1年も育児休暇をもらってた自分だったけど、この公演だけは絶対
出なきゃならんと思い・・・というか出たかった。


公演の新題材である「遠州忍者列伝SAIGA」という物語が始まったのは今年の春。
脚本担当であるわにわにさんが渾身の名作を描き出してくれた。
伊賀流、甲賀流に続く第三の流派。遠州地方に古くからひっそりと続く「彩賀流」
忍者達の物語。
この作品のお披露目、シェイクダウンは今年春に行われた全国のローカルヒーローが
集まる大イベント「ローカルヒーロー大冒険」だった。


原色のタイツをまとった「○○ジャー」は多くいるが、忍者をヒーローに仕立て、
「和」のテイストをふんだんに生かしたストーリーや衣装、本格的なアクション。
手前味噌かもしれないが僕はローカルヒーロー界に小さいながらも新風を起こせた
んじゃないかと思っている。

この作品は自分の育休中に出来た作品だった為に初お披露目の場では観客として
見たのだが、初めて、はじめて、終わった時に自然に観客から拍手が起きた。
自分の記憶が曖昧だったかもしれないが、初めて”自然に”起きた拍手と思う。
「ようやく、ここまできたんだな・・・」
ショーの出来映えと拍手の感動に、出てなかったけどなんだかジーンとしてしまった。
と同時に、過去の作がクオリティとしていかに未完成だったかを思い知った(笑)。
毎回必死でやってきたはずだった。・・これが成長したという事なんだろう。


だから最初、このSAIGAシリーズに出演してと依頼があった時、うれしかったが同時に
「入るとこあんのかな?」と不安もあった。それだけストーリーとして完成してたと
思っていた。ヘタに出て流れが変になっちゃうなら今のままのほうがいいのかも、と
思い、一回出演を断ったりもした。
だが脚本は見事に僕が演じる悪党の幹部を自然に入れてくれてあり、なんの違和感も
なかった。(すげーすわにわにさん!)マサさんも一緒にカッコいい殺陣を考えて
くれ、結果的に本当に自然にかっこ良く(笑)復帰する事が出来た。


公演終了後、思わぬサプライズとして頂いた花と記念品。
感動の中だったけど、突然終わりを実感してしまった。 
出演前のドキドキ感、マスク越しに見る子供達の食い入る真剣な眼差し、そして
終わった後の爽快感・・今度はいつ味わえるのかな。
またいつか、子供達にメッセージを伝える事ができるかな。

その日を信じて、また頑張ろう。


今までBAT・ZOを応援してくれた方々、ありがとうございました。
ただただ感謝です。
そしてメンバーと、支えてくれた妻にも感謝です。


また帰ってくるぜ!!!サンクス!!!!