泣きのメロディー

pontaro

2011年01月26日 18:15

欲しかったビリーバンバンBEST。
坂本冬美効果により昨年末にベスト盤が発売されていた。
ツタヤでゲット!


なんと1969年デビューだそうで、自分より4年も前に生まれたたバンド。
42年、一つの事に人生をかける。浮き沈みの超ー激しい音楽の世界で!
それも1人ではない。兄弟でだ。
兄弟喧嘩もまああったろうに。1人で続けていくよりも難しいかも。


なんだろう。この人達のメロディーには「泣き」がある。
聞くだけで目がジンとするような、パワーなのか何なのかよくわからんチカラ。
酸いも甘いも、人生を沢山経験してきたであろう60過ぎのオッサン(達)が故に
出せるものなのか。
優しさや切なさ、癒し、色々な感情が同居する歌声&メロディ。



この人たちのイメージ、世界観の構築には絶対「いいちこ」が大きな影響を
及ぼしてると思う。あのCMの世界観に今や欠かせないビリバンは同時に自分達が
持たれるイメージとしてもあの風景・情景が人々の中に思い出されるはずだ。
’86年からスタートしたいいちこCM、人々の中に定着・定番化するにはやっぱ
15〜20年はかかるものなんだろう。


時代はもとより政権まで目まぐるしく変わるこの国、人は「確かなもの」を待っているのでは。
揺るがない、裏切らないものを。安心でき、楽しみにでき、落ち着けるものを。
変わる事は決して悪くないが、あまりに急激なだけに逆に変わらないものに畏敬の念を
抱ける時代でもある気がする。


ビリーバンバンと三和酒類(株)、そして坂本冬美に感謝・・・