太陽光発電と日本の電気

pontaro

2011年04月27日 19:54

日本は「原発が安全」という洗脳から覚醒したようで。
他聞にもれず自分もその一人だ。


もしかしたら”原子力”自体は安全なのかもしれない。
空母や潜水艦等の動力源にも使用されている現状。
問題なのはそれが地震大国の地面に(しかも海沿いに)設置されていること。


「想定外」の言葉が飛び交っている現状。
大自然を相手に人間が想定できる範囲とはどんだけなの?


2年前、中古住宅を購入し同時に太陽光発電も導入、いわゆる「オール電化」
の家にした。5.1kwの発電容量システム、費用は約300万円。

ちなみに住み始めてから光熱費はゼロ。1度たりとも払っていない。

簡単に試算してみた。
毎月8,000円前後の電気代に対し、中部電力が太陽光で発電した電力を
買い取って振り込んでくれる額は毎月15,000〜30,000円(季節により差)。
平均として月約20,000円。
年間24万のプラス、つまり15年程度でもとが取れる計算。
ただし今は電力買い取り額が1kwあたり42円でそれが年々下がっていくので
多く見積もっても20年はかからないだろう。

太陽光の回し者ではないが、客観的に見ても損にはならない。

これを高いと見るか安いと見るかは人それぞれの価値観、財政状況次第?
けど日本の電気代は世界一高いのをご存知か。
そのせいもあり製造メーカーはどんどん海外へ流出した。
大電力を使う企業は独自で発電システム(コージェネ)を導入している。
建設費よりも電気を長期的に買うほうがよっぽど高いためだ。

時代はこれを機にグリーンエネルギー転換をどんどん進めるだろう。
国と電力会社の政策がもたらした”人災”かもしれない今回の事故、
批判するのは簡単だが自分たちに出来ることは生活を見直し、
省エネにつとめることだ。

避難を余儀なくされる付近の方々は本当に気の毒だが、それでも復旧に向け
過酷な状況下で今も戦っている東電社員と関連会社の方たちを
忘れてはいけない。