デザイナー・クリエイターとしてあなたに応えたい

ギスギスした罵詈雑言批判が渦巻くネット上で、少しは人役に立つことを自分の能力なりにできればと。自分なりに「ギバー(与える人)」を目指したい。グラフィックデザインや何か新しいことを考えるのは少しだけ得意です。 グラフィックデザイナー・沖縄空手指導者・二児の父・会社経営者・千葉県出身・牡羊座O型の思いつき帳

JALよ、どうした。

JALが断末魔の雄叫びをあげているらしい。


ニュースを見る限りかなり高額な退職後の年金負担や、続いて来た自民党政治の
あおりを受けて大きな後遺症を患っているような感じだ。

地元権力者「どうかひとつ、うちの地元にも空港作っていただいて、地元の活性化に向けて
 宜しく御願いしますよ、先生!」

議員A「根回しはしてあるから、大丈夫。ワタシにまかせておきなさい。
  フオッフオッフオ〜〜・・」


的なやりとりが続いたかどうかは定かではないが、結果不採算路線をバッカバカと作る事になって
しまったのだろう。なまじJALも「いつか国がなんとかしてくれるだろう」とか思っていたに違いない。
国もJALも悪い。


空港利用料や高い航空機、高い原油燃料を使って飛ぶ。
コストも抑えづらいのだろうが、それでも黒字で飛んでる航空会社はキャセイ・パシフィックや
スカイマーク等あるのはある。様々な企業努力をしているのだろう。

私見だが、ハード面から考えると一番のモンダイは世界中で使われている主要航空機が
米BOEING仏エアバスの2社供給だと言う事が原因の気もする。つまりほぼ競争原理が働かない。
無論自動車業界は一般民間人向けなので比較にはなりづらいが、国内だけで14、米日独伊中韓蘭等、世界中には
100近い(それ以上?)のメーカーが存在する。故に技術革新は目まぐるしい。

競争が激しければ技術革新もコストダウンは過剰なまでに進む。
未だJAL主流機のBOEING747-400型は生産終了した旧型機だ。これが今の旅客機業界的構図を表している。


思うに、これからの旅客機業界はデカく重たい機体を燃料使って飛ばすのはもう
主要路線のみで、地方等の小規模路線はバスほどの人数を乗せれる小型機がもっと増えて
いく気がする。ホンダも小型機への参入を始めたし、日本企業が入れば飛躍的に進むのでは。


にしても・・・イチバン悪くなったのはロゴデザインじゃ!
往年の「鶴のマーク」は今見てもシンプルで美しく日本的で、単独でも十分成り立つクオリティの高さ。
JASとの統合時に今のロゴに変わったのだが、不細工で何ひとつよくなっていない・・と思うのは
自分だけだろうか?
ライバルANAやAA(アメリカン航空)といった "A"を刀で斬る!意味のデザインらしいが
まさか政治に苦しめられて半ば”切腹”にしか見えない今が悲しいのう。


JALよ、どうした。

JALよ、どうした。
JALよ、どうした。

 

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